やりたいことがあっても食えていけないなら遅くとも3年以内には見切りをつけるべき

自分は32歳と4ヶ月の時点で引退試合を行い、プロレスラーを引退した。

24歳の時に総合格闘技で初めてプロのリングに上がり、そこから途中2年のリタイヤ期間があるものの8年近く現役を続けた。

その中で一つ辿り着いた結論として「食えない仕事は長く続けちゃいけない」ということ。

それだけは自信を持ってハッキリと言える。

食えてない仕事を本業と呼ぶのはどうなんだろうか?

引退のきっかけは結婚して子どもができたこと、プロレス以上にやりたいことができたこと。

あとは自分はプロレスじゃ食っていけないと思ったこと。
自分に限らず今の時代で自分以上にプロレスを頑張っている人なんて無数にいるだろうが、それだけで食っている人はどれだけいるのだろうか?

夢を追い続けるのも結構な話だが、稼げない、それだけで生活ができないものを長く続けるのもどうかと思うのだ。

生活もできないのに、ただやりたいからという一心だけで長く続ければ続けるほど、その代償は大きくなる。

そもそもメインの稼ぎにならないものを本業として、メインの稼ぎになっている方を副業と呼ぶのもおかしな話だ。

下積み期間があって、その上で生活が成り立つようになることも、もちろんあるので一概に食えないだけで見切りを付けろという気は全くない。

ただ、見切りをつけるなら早いに越したことはない。

下積みでも何でもないのに、いつまでもやりたいと思う事で生活できないのなら、それは向いてはいないと諦めることも大事だ。

スタートが遅れれば、それだけ面倒な事も後回しになる

やりたいことでも稼げない、向いてないと思ったら早々に諦めて辞めること。

バンドマン、格闘家、プロレスラー、落語家…今後も芽が出る可能性が限りなく低いのに執着し続ける人間が自分の周りにはなんと多いことか(笑)

辞める時期が遅れれば遅れるほど、次のこともスタートが遅くなり、その分のハンデは思っているよりも大きい。

結婚して32歳でプロレスを辞めて、すぐに子どもができて一つのことで生活できるようになり、収入面や生活スタイルについても結構なスピードで追い上げているつもりだが、やっぱり大変なことも多い。

やりたいことを辞めると言うのは勇気が要る場合もあるだろうが、一つのことに賭けた気持ちとエネルギーが本物であれば、他にやりたいことも見つかるし、他のことをやっても何とかやっていける。

自分は収入面で言うと理想からするとまだまだなところではあるが、それなりに成果も出てきてるし、楽しく生活できている。

周りにいるバイトしながらプロレス、格闘技関係を続けている人たちと話すときによく冗談めかして「勝ち組コースに入るには早く業界から足洗うことですよ(笑)」なんてことを言ったりする。
自分が勝ち組だなんて気は全くもって思っていないが、苦しい生活から抜け出すにはそうした方が良いという点では冗談1割、本気9割ぐらいの気持ちで言っている。

やりたいことを辞めて、やりたくないことを無理矢理にでも探してやりなさいと言っているのではない。

一つのことに集中し過ぎて視野が狭くなっているだけで、やりたいことなんて意外なところから見つかるものである。

プロレスラーからWebデザイナーという自分の流れなんて意外な例の確たるものだろう。
だからその点においては自信を持って言える。

稼げない期間は続けてもせいぜい3年だ。

「石の上にも3年」なんて古い言葉もあるが、それで結果が出ていないのなら、それじゃ食えないんだと判断しても間違いないだろう。

どうしてもやりたいことを諦めきれないなら、また始めればいい

やりたいことがあったけど食っていけないから辞めた、でも今は他に好きなこと、やりたいことを見つけてそれで生活できるようになった。

それでもまだ以前のことをどうしても諦めきれない気持ちを持っているのなら、また始めれば良い。

生活のベースができているのなら、今度はのめり込み過ぎず節度をもって取り組むのも一つの手段だと思う。

プロレスや芸能界なんて、引退したって復帰するのが通例みたいなもんだし(笑)

個人的には復帰するかどうかなんて周りの意見じゃなくて自分で判断すりゃいいと思ってる。

 

自分がその立場になったときのために理由作ってるのか?と思われてしまうかもしれないが、自分は今のところ全くないな。
痛い思いするのはもう充分でしょ(笑)

それより今も自分のやりたいことをやってられているし、それで成果出していきたい

過去に遡るよりも新しく何かを見つけていく方が楽しいでしょ。

 

ABOUTこの記事をかいた人

元プロレスラー。2011年に現役引退。Webデザイナー/Webディレクター。
最近の趣味は筋トレ(エニタイムフィットネス巡り)。糖質制限しながらもビール・日本酒が好き。早くマイホーム見つけて独立したい二児の父。